けんけんぱの発展版!反応ジャンプゲーム【足跡ジャンプ】|放デイの集団遊び

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「頭がこんがらがってきました……」

実際にこの遊びをやってみたとき、まず苦戦していたのは子どもたちではなく、支援者側でした。
右足、左足、前向き、後ろ向き。頭では分かっていても、いざ体を動かそうとすると、とっさに逆の足が出てしまいます。

大人でも案外難しいこの遊びが、今回ご紹介する「足跡ジャンプ」です。

「けんけんぱ」の足形を、向きや種類を変えてバリエーション豊かにした発展版、とイメージしていただくと近いかなと思います。「見て、考えて、体を動かす」というシンプルなようでいて奥の深い運動を、床に置いた足形の紙だけで作ることができます。

目次

こんな遊びです

床に並べた足形の紙に向かって、手拍子のリズムに合わせてジャンプしていく遊びです。

基本は1人ずつ順番に挑戦していく形ですが、後ほど紹介するアレンジで複数人が同時に楽しむこともできます。足形の種類(両足・右足・左足)と向き(前・後・右・左)の組み合わせ次第で、簡単にもかなり頭を使う内容にも調整できます。

用意するもの

  • 足形を描いたA4用紙(両足・右足・左足の3種類)
  • 床に固定するための養生テープ
  • (あれば)ラミネート加工用のフィルム

足形を10枚並べるスペース(目安2〜3m程度の一直線)を確保できる場所で行うのがおすすめです。
用紙は貼り替えて何度も使うことが多いので、ラミネート加工しておくと傷みにくく、並べ替えもしやすくなります。

やり方

  1. 足形の紙を1直線に、10枚ほど床に並べます
  2. 用紙が滑らないよう、養生テープでしっかり固定します
  3. 支援者が手拍子でリズムを作り、そのリズムに合わせて子どもが1人ずつ順番に足形の上をジャンプしていきます

足形は「両足・右足・左足」の3種類
並べる向きは「前向き・後ろ向き・右向き・左向き」の4種類

があるので、組み合わせると全部で12通りのパターンが作れます。

同じ足形でも並べ方次第で難易度がまったく変わってくるので、飽きずに続けやすい遊びだなと思います。

並べる際に一つだけ気をつけたいのは、体をひねるような無理な姿勢にならない並べ方は避けるということです。
たとえば「右足だけ前向き」の次に「左足だけ後ろ向き」を置いてしまうと、体勢に無理が出てしまいます。

目安の時間・対象年齢・人数

準備時間5分程度(足形を並べて固定するだけ)
遊びの時間10〜15分程度
対象年齢未就学児〜高校生
人数基本は1人ずつ。見ている子も含めて4〜6人程度のグループがちょうど良い規模感です

リズムの速さや足形の向きの組み合わせで難易度を自在に調整できるのが、対象年齢が広い理由かなと思います。

ねらい

この遊びには、次のようなねらいがあるかなと考えています。

  • 「見る→動く」の協応運動の練習:床の足形を目で確認し、とっさに体を動かす練習になります
  • 左右概念の理解:「右」「左」を頭で理解するだけでなく、体を使って体感的に身につける機会になります
  • リズムに合わせて動く力:手拍子という聴覚の情報と、体の動きを結びつける練習になります
  • バランス感覚・体幹:片足立ちの姿勢からジャンプするので、姿勢を保つ力も自然と使われます

配慮のポイント

  • 「右」「左」の理解がまだ難しい子もいます。そういった子にとっては、この遊び自体が左右を意識する練習になりますが、慣れるまでは足首に色の違うリボンやシールをつけるなど(足跡にも対応の色)、言葉以外の目印を添えると取り組みやすいかなと思います(必須ではなく、必要に応じて取り入れてみてください)
  • ジャンプに不安がある子、身体的にジャンプが難しい子には、足形の上を歩いて移動するだけでもOKというルールにして、参加のハードルを下げます
  • リズムの速さは子どもに合わせて調整します。ゆっくり取り組みたい子は、手拍子なしで自分のペースで進めても問題ありません
  • 順番を待つ子とぶつからないよう、周りに十分なスペースを確保しておくと安心です
  • 用紙は養生テープでしっかり固定し、滑って転倒しないよう注意します

アレンジ・発展

発展1:手形を足して四足歩行

足形に加えて手形も置き、四足歩行で進んでいく遊びに発展させることもできます。ボードゲームの「ツイスター」をイメージすると近いかなと思います。

発展2:円形に並べて複数人で同時に

足形を円形に並べ、1枚おきに複数の子どもが同時に立って、合図と共に時計回りに進んでいくアレンジも盛り上がります。基本形は1人ずつの順番待ちになりやすいので、大人数で一気に楽しみたいときはこちらがおすすめです。

発展3:子ども自身に並べ方を考えてもらう

子ども自身に足形の並べ方を考えてもらうのもおすすめです。「この並び方は難しそう」というイメージを自分で持てるようになると、遊びの理解がぐっと深まります。

ポイント

  • 手拍子のリズムに合わせて、床の足形をジャンプでたどる遊びです。「けんけんぱ」の発展版のようなイメージです
  • 足形の種類(両足・右足・左足)×向き(前後左右)で、全12通りの組み合わせが作れます
  • 基本は1人ずつ順番に。円形に並べれば複数人で同時に楽しむアレンジもできます
  • 「見る→動く」の協応運動や、左右概念の理解の練習になります
  • 不安な子は歩くだけでもOK。リズムも子どものペースに合わせられます
  • 手形を足して四足歩行にしたり、円形に並べて時計回りに進んだりと、発展アレンジも豊富です

準備するものは足形の紙だけというシンプルさなのに、やってみると大人も一緒に頭を使ってしまう、なんだか奥の深い遊びだなと思います。子どもたちの様子を見ながら、並べ方やリズムを少しずつ変えて、その子に合った難易度で楽しんでもらえたらなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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