今回紹介するのはラインナップという遊びです。
用意するものがほとんどないため、隙間の時間を埋めたい時などにも使えます。
支援者も一緒に入って是非是非遊んでみてください!
こんな遊びです
その名の通り、お題に沿ってみんなで一列に並ぶだけのシンプルな遊びです。
「誕生日順」「名前の五十音順」など、お題を変えるだけで何度でも遊べて、道具もほとんど必要ありません。制限時間を設けることで、ゲーム性と集中力の両方を引き出せるのが特徴です。
用意するもの
基本的には道具は必要ありません。後ほど紹介する「輪っかアレンジ」を行う場合のみ、以下を用意します。
- 人が2人入れるくらいの大きさの輪(フラフープや、床に養生テープで作った輪など)を人数分
やり方
- 支援者が「お題」を出します(例:誕生日順、名前の五十音順、名前の文字数順など)
- 子どもたちは制限時間内に、お題に沿った順番で一列に並びます
- 全員並び終えたら、実際に誕生日や名前を発表し合って答え合わせをします
制限時間の目安は20〜30秒です。子どもの人数や特性に合わせて、時間は柔軟に調整してください。
お題は、その場に合わせていろんなバリエーションで考えて見てください。
- 誕生日順
- 名前の五十音順
- 名前の文字数順
- 事業所から家までの距離が遠い順
- 今日、事業所に来た順番
目安の時間・対象年齢・人数
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 準備時間 | 0分(輪っかアレンジのみ3〜5分) |
| 遊びの時間 | 1お題あたり20〜30秒。数お題続けて5〜10分程度 |
| 対象年齢 | 未就学児〜高校生 |
| 人数 | 4人以上がおすすめ。人数が多いほど、話し合いの過程が盛り上がります |
ねらい
- 非言語コミュニケーション力:後述するジェスチャー版では、言葉を使わずに身振りや表情で意思を伝え合う練習になります
- 自分と相手を比べて考える力:自分の情報(誕生日、名前の文字数など)と相手の情報を照らし合わせて、順番を判断する力が育まれます
- 相談し、協力する力:グループ全体で確認し合いながら進めるため、みんなで一つの目標に向かう経験になります
配慮のポイント
- 制限時間へのプレッシャーが苦手な子には、時間を気にしすぎず「まずは並び終えること」を目標にするなど、達成のハードルを下げます
- 並び順を間違えても、その場で指摘するのではなく、答え合わせの中で「みんなで確認して直す」流れにすると、失敗を責められる空気になりにくいです
- 全員が同時に動きながら並び替えるため、周りの子とぶつからないよう、十分なスペースを確保しておくと安心です
アレンジ・発展
発展1:声を出さずにジェスチャーだけで並び替える
声を出さずに、ジェスチャーだけでお題に沿って並び替えます。言葉に頼れない分、指で数字を示したり、身振りで年齢や順番を伝えたりと、工夫が生まれます。
発展2:好きな動物の大きさ順に並ぶ
「好きな動物」を1つ思い浮かべてもらい、声を出さずにその動物の大きさの順番に並び替えます。正解が一つに決まらないお題なので、「なぜその順番にしたか」を身振りで伝え合う過程そのものが楽しめます。
発展3:輪っかから出ずに並び替える
床に人が2人入れるくらいの輪を人数分置き、輪から出ないようにしながら並び替えます。隣の輪の子と場所を入れ替わるには、お互いのタイミングを合わせる必要があり、より高度な協力が求められます。
発展4:チーム対抗で正確さとスピードを競う
2チームに分かれて、同じお題でどちらが早く・正確に並べるかを競います。競争要素が入ることで、より一体感が生まれやすくなります。苦手な子がいる場合は、勝敗よりも過程を認める声かけを添えるのがおすすめです。

・お題に沿って、制限時間内にみんなで一列に並ぶ遊びです
・誕生日順、名前の五十音順など、お題を変えるだけで何度でも遊べます
・声を出さずに並ぶジェスチャー版や、輪っかを使ったアレンジで、非言語コミュニケーションの力を育てられます
・チーム対抗にすると、より一体感のある盛り上がりも楽しめます
まとめ
道具もほとんどいらず、お題を変えるだけで何度でも遊べる手軽さが、この遊びの魅力だなと思います。
声を出さない、輪っかから出ないなど、ちょっとした制約を加えるだけで、子どもたちの間に自然と「相手を見る」「確認し合う」というやり取りが生まれていくのも面白いところです。
子どもたちの様子を見ながら、お題や制約を少しずつ変えて、その子たちに合った難易度で楽しんでもらえたらなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!




