みんな大好きじゃんけん系の遊び!
じゃんけん系の活動は、子どもたちもとっつきやすくスムーズに始められるのですが、今回の遊びは少しルールのところで混乱が起きる可能性があります。
練習時間を設けたり、支援者が一度お手本を見せたりしながら
遊びのルールを図示しておくなど子どもたちの不安を少しでも少なくしながら始めてみましょう。
右と左の理解の練習にもなりますので、是非是非遊んでみてください
じゃんけんダッシュ ルール
・2人対戦
・向かい合ってじゃんけんをして「勝ったら右」「負けたら左」のボールを取る
・先にボールを取った方が勝ち
二人で向き合ってじゃんけんをして
「勝ったら右」「負けたら左」にあるボールを先に取った方が勝ちというルールです。
じゃんけんの勝敗に関わらず、同じボールを取りに行く形になります。
「右」「左」の理解が苦手な子も多いので、遊びの中で練習ができるといいですね。
予想されるトラブル
・じゃんけんの後混乱して左右がわからなくなる
・「自分が先に触った!」とタイミングで揉める
瞬間的に左右を判断するのはとても難しいです。
そこの混乱を楽しむゲームではあるのですが、瞬時に「右」「左」の判断が難しくて楽しめない子も出てきます。
その場合は、じゃんけんの後に支援者が「赤!」「青!!」など色の情報を言ってあげたり「お箸(を持つ方)!」「お茶碗(を持つ方)」といってあげたりします。
特に放課後デイでは、異年齢であったり、個人の能力差が大きい集団であることが多いため、みんなで同じ遊びをするというのが難しいことが多いです。
全員が楽しく参加できるためのルールの調整・環境の調整が不可欠になります。
「先に触った!!」などのトラブルはかなり起こりやすいため、これは事前のルール説明をしておきましょう。
「先にキャッチした方が勝ち」なのか
「先に触った方が先」なのか
を事前のルール説明の際にしっかりと伝えておきます。
まとめ
じゃんけんと左右理解を組み合わせた遊びを紹介しました。
能力差が出やすい活動は
ルールの調整・環境の調整を行う
勝敗の決め方は事前にルールで説明しておく
ということが大切になります。
参加するみんなが楽しく過ごせることが何よりも大切です。
しかし、ルールが多くなりすぎると子どもたちの処理も追いつかなくなります。
ルールの示し方については以下の記事でも書いております。
最後までお読み頂きありがとうございました!