今回はごっこ遊びについてのお話です。
ごっこ遊びの大切さについては
「目的を持たずにごっこ遊びをしていませんか?」の記事で書いています。
よければ先にそちらを読んでいただけると良いかと思います。
支援の現場にいると職員からこんな言葉をよく聞きます。
ごっこ遊びって苦手なのよね、上手くできないの😂泣
子どもの「ごっこ遊び」と言えど
意外と苦手感を抱いている支援者の方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな支援者の方へ
子どもの遊びに入っていきやすくなる工夫をご紹介します!!
子どもの世界に入ってぜひぜひ実践してみてください🔥
なぜ「苦手」と感じているのかを理解する
まずはなぜ自分が「ごっこ遊び苦手だなー」と感じているかを考えてみましょう。
理由としては大きく二つあるのではないかなと思います。
遊びが発達支援に繋がっているという意味を理解していない
支援者として、この「支援者として関わる意味」を理解していないと厳しいですよね。
戦いごっこ一つとってもそこには、学びの要素がたくさんあります。
それは運動機能の面かもしれないし、力加減の練習かもしれないです。
大事なことは
「その遊びを通じて子どもに学んで欲しいことは何か」
を支援者として理解している事です。
当然、その子の発達課題を踏まえた上での学びであることが前提です。
漠然と遊びに関わるのではなく、目的を持って遊びに関わることができると
「ごっこ遊び苦手だな〜」どうこうではなく、仕事としての責任が見えてくると思います。
一緒に遊んでいて「楽しい」と感じていない
「楽しい」と感じる必要性はないとは思いますが、楽しくないと辛い部分はありますよね。
いかに子どもの目線に立って一緒に遊べるかが大事になります。
ポケモンごっこやヒーローごっこなど、興味のないようなものであっても楽しんで遊べる支援者は「遊びのプロ」だと思います。中々できることではないので、自信を持って遊びましょう‼️
ごっこ遊びは、演じる力「演技力」が支援者のスキルとしては問われます。
どうしても苦手な支援者の方もいるでしょうから
キッパリと「得意な人に任せる」か上記の
「発達支援に繋がっているという意識」を持つところから始めましょう☺️
情報は子どもから直接教えてもらう
「ポケモンの知識がないからポケモンの遊びができないんです」
という支援者の方がいました。
確かに興味のない物だと「何言ってるの?」のレベルで訳がわからないかと思います。
そんな時は「直接子どもに聞く」ということをしてもらえれば良いです。
〇〇ちゃんと一緒に遊びたいんだけど
先生「ピクミン」のこと全然知らないから、〇〇ちゃん教えてくれる?
と子どもに聞いてあげるとめちゃくちゃ教えてくれます。
「赤ピクミンは火に強いんだよ!!」
「敵の名前はドドロって言って、こんな大きいよ!」
「じゃあ先生ドドロしてね!僕黄ピクミンするから!」
子どもにとっては「好きなもの」なので、情報はかなりたくさん持っているでしょう。
声掛けのポイントとしては
という言葉です。
これが子どもにとってはとても心に響く言葉になります。
「一緒に遊びたいと思ってくれてるんだ!じゃあ教えてあげよう」
という気持ちにさせてあげてごっこ遊びを始めてみてください。
遊び終わりに「一緒に遊べて楽しかった」という言葉もかけてあげてください⭐️
まとめ
今回は「ごっこ遊びが苦手」と感じている支援者の方に向けて書いてきました。
集団型の放デイであれば、【自由時間】という時間がプログラムの中には少なからずあるのかなと思います。
あえて自由時間を設定して、そこで子どもの自由な遊びを支援している事業所さんもあるかと思いますが、今回の記事に書いたことが当てはまる支援者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自由遊びも【発達支援の時間】なので
目的意識を持ちながら遊べるとより良い時間が過ごせるのではないでしょうか。
実践例など是非是非教えてください!
最後までお読み頂きありがとうございました!!