【サービス担当者会議】 進行の難しさ

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「サービス担当者会議」について考えてみます。
相談支援専門員さんが開催するこの会議ですが、参加される児発管さんは以下のような場面に出会ったことはないでしょうか。

いつ終わるのかがわからずどんどん時間が過ぎていく
保護者さんの悩みを聞くだけの場になってしまった
文書のやり取りだけで良かったのでは?と思ってしまう

会議の議事進行は、得手不得手があるためとても難しい問題ではありますが
会議に参加する者としては、その会議の質に対して少なからず責任が生じると思っています。

ご一緒に考えていただけると幸いです。

目次

時間は有限 意味のある場にするために

基本的には相談支援専門員さんが議事進行を担うため、児発管としては中々口の出しにくいところもありますが、業務の中で常に優先すべきは「子どもの最善の利益」です。

「サービス担当者会議」はとても重要な場です。
「この会議はとても有意義なものだった」と参加者全員が思えることがより良い支援を提供するために大切です。

【主な参加者】
・相談支援専門員
・保護者
・学校の先生
・放デイ
・児発
・医療機関 等

会議に対して、改善の余地を感じるのであれば、「子どもの為に」提案や進言ができると良いなと思っています。

進行のポイント

会議を始める際のポイントは以下の通りです。

まず初めに

・会議の「目的」を共有する

・会議の「流れ」を確認する

・会議の「所要時間」を決める

「目的」の確認は最優先事項です。
サービス担当者会議では以下のようなことが目的として想定されます。

・関係機関同士の「顔」の見える関係作り
・利用児の課題・ニーズの共有
・それぞれの場での役割確認
・支援の方向性の確認


会議がどのように進むかの「流れ」の確認も重要です。
参加者が流れを理解していると、時間管理がしやすくなり、参加者の発言の質が向上します。

自事業所での様子等について共有する場がある際には「事前に資料を作成」して、なるべく簡潔に、客観的な視点から情報を共有できるように準備をしておきます。


「所要時間」を決める。
つまりはいつまでにこの会議を終えるかを決めておくことも重要です。
会議は「長ければ長いほどより深い議論ができる」というとそうではありません。
決められた時間内にその会議の「目的」を達成することが大切で、話が逸れた際には本題に戻すという舵取りが必要です。

まとめ

今回は、相談支援専門員さんが開催する場面を考えてみましたが、「事業所間連携加算」において、コア事業所としての役割を担っている場合にはこうした場を設定することもあるかと思います。
その際には「議事進行のスキル」が求められます。

前述しましたが、議事進行はどうしても得手不得手があります。
これはどうしようもない部分もありますが、進行のポイントであげた3つのことを意識して、それらを参加者と共有するだけでも効果があります。

どうしても進行が苦手な場合は、得意な人に頼んでしまえばいいと個人的には思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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