こんなことがありました。
小学校3年生から5年生まで不登校だった女の子
6年生になり、2年生の時の担任の先生が再度担任になったことをきっかけに
「先生に会いたいから行きたい」
とのことで登校するようになりました。
しかし学習面はほぼ進んでおらず
支援級から「2年生の漢字」「2年生の掛け算」
のプリントが宿題として出されるようになりました。
学力的には、そこまでしんどさのない子でしたが
「6年生なのに2年生のプリントをしている」ということにしんどさを感じてしまい
宿題を隠してしまうことが続きました。
そんな時にこう思ったのです。
学年表示ってなくてよかったのでは、、、
あくまで結果論なので、学年表示がなかったら意欲的に学習ができていたかは分かりません。
ですが、「学年」はあくまで目安であって、その子にとっては不必要な情報だったのかなと思います。
学校の先生の配慮がないからだ!とかそういうことではなく
今後の社会のあり方として「学年」や「年齢」にフォーカスするのではなく、
「今の能力」や「次のステップ」に対して、個人それぞれを認めていくようなカタチになれば良いなと思います。
発達障害という言葉の認知度も高くなってきているので、これからどんどんとそういった方向にはいくだろうと信じてはいます!
これは私自身も10代20代の頃に感じた悩みでもあります。
もう19歳なのに、、、
もう周りは社会人の年齢なのに、、、
小学校の次は中学校に行き
高校を出たら大学に行き
大学を出たら就職する
みたいな社会の階段がしんどく、そこに追いついていないと感じてしまい自分を責めてしまっていたこともありました。
別に中学を卒業したからといってすぐ高校に行かなくてもいいじゃないか!
大学を出てすぐに正社員で働かなくてもいいじゃないか!!
今はそんな風に思えるようになりました。
自分が関わっている子供達にも
「自分は自分らしく」
「他人と自分を比べてもいいけど、それは優劣や上下ではなく、ただの『違い』だ」
ということを伝えていければいいなと思います。
社会で生きる以上この『差』は感じずに生きることが難しいと思うので
『差』があることが当たり前だし、それを当たり前に受け入れられる土台作りを子どもの頃から練習できるといいなと思います。
何やらつらつらと書きましたが、
「学習教材の学年表示について」
皆さんはどんな意見をお持ちでしょうか??
これに対してもいろんな意見があるかと思います!!
是非是非コメントお待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございました!!