雰囲気作りも仕事の一つ 〜笑顔とやり取りの多い環境に〜

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今回は支援現場の雰囲気作りについて考えていきます。

「支援現場の雰囲気」とは、いわば「職員間の関係性とやり取りの空気感」です。
支援現場にいる職員がピリピリしていたり、笑顔もなく子どもたちと接したりしているとそれだけで支援の質がガクッと落ちてしまいます。

支援現場の雰囲気を作るのも職員の大切な仕事です。

私自身は家庭のことで心配事があったり夏休み中の請求業務など、いつでも元気という訳にはいきませんでしたが、そんな時には周りの職員が「いい雰囲気」を作り出してくれていました。これも大切なチームワークだなと思います。

支援現場はいつでもチームプレーです。雰囲気作りも一人の職員だけで取り組むことはできません。
誰かが元気がなくても、周りの職員でフォローできるような関係作りと、「雰囲気作りを大事にしよう」という職員間の意識の共有が大切です。

子どもたちも大人も、良くも悪くもその場の雰囲気に流されてしまいます。
雰囲気が悪くなれば、言葉も悪くなって、不適切な行動も増えてしまいますが、雰囲気が良くなればいい言葉が増えて、望ましい行動が増えます。

支援における「環境作り」という点ではまず何よりも大事なのがこの「支援現場の雰囲気作り」だろうなと思っています。暖かい、落ち着ける雰囲気ができているからこそ、支援の質を深めていけます。そこが支援のスタートラインだと感じています。

現場の中で意識的にできることとしては「職員同士の声掛け」を増やしてみることです。

「〇〇ちゃんがさっきこのテーブル拭いてくれてんで!嬉しいよね」

「〇〇先生は昨日の晩御飯何食べたの?」

「〇〇先生、画用紙片付けてくれてありがとう」

どんなことでもいいので、こんな感じでやってみましょう。
職員同士だと意外とアイコンタクトだったり、その場の流れや空気を読んで行動することも多くなってきます。
(ベテランになってくると、言葉がなくても阿吽の呼吸でできてしまうことがあります。笑 もちろんいいことではありますが、阿吽の呼吸が過ぎて職員同士のやり取りが子どもに見えなくなってしまいます。

季節や感染症等流行の状況にもよるかと思いますが、基本的にはマスクを外して支援者の顔全体の表情が見えるようにする方がいいです。

業務が立て込んできてピリついてしまうこともあるでしょうし、家庭のトラブルで精神的にダメージを食らってしまっていることもあるでしょう。
チームプレーで助け合うことも大事ですが、支援の現場に入る際にはどこかで線引きをして、「仕事モード」「支援者モード」でまずは自分からも意識して素敵な雰囲気作りをしていきましょう!!

雰囲気作りについて考えてきましたが、最後のまとめが「素敵な雰囲気作りをしましょう」という抽象的な空気のような言葉になってしました。すみません😭

放課後等デイサービスという場所が子どもたちにとってまずは「安全」で「安心できる」そんな場所を約束できるように、職員がチームになって「雰囲気は作るものだ」という認識で取り組めるといいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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