ダンボールでパズル作り|放デイの制作あそび

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今回紹介するのは、段ボールに絵を描いて、それを切り分けて自分だけのオリジナルパズルを作る「ダンボールパズル作り」です!!

準備するものは段ボールとペンなど身近なものだけなので、思い立ったときにすぐ取り入れられます。
絵を描く・貼る・ピースの数を決めるなど、子ども自身が選べる場面をいくつも作れる遊びなので、その点を中心に紹介していきます!

目次

用意するもの

  • 段ボール(A4〜A3サイズくらい。段ボール箱を切り開いて使っても、無地の段ボールシートを用意してもどちらでも大丈夫です)
  • 水性ペン、油性ペン
  • 絵の具、墨汁
  • 好きなキャラクターなどを印刷した紙とのり(絵を描くのが苦手な子向け)
  • カッターナイフまたはハサミ(ピースに切り分ける用)
  • 定規(グリッド状に切る場合)

作り方の手順

  1. 段ボールをA4〜A3くらいのサイズに切っておきます。(サイズを自分で決めたい子がいる場合はそこからスタートしてもOKです)
  2. 段ボールの表面に自由に絵を描きます。水性ペンや油性ペンで描くのはもちろん、絵の具や墨汁を使ってみたり、絵を描くのが苦手な子は好きなキャラクターの絵を印刷して貼るだけにしたりと、その子に合った表現方法を選べるようにします
  3. 絵が完成したら、パズルのピースになるように切り分けます。ピースの数は、大人が決めてしまうのではなく、子ども自身に「いくつに分ける?」と聞いて決めてもらうのがおすすめです。少ない数を選べば簡単に、多い数を選べば難しくなるので、自然と自分に合った難易度を選ぶ経験にもなります。切り方は、まっすぐな線でグリッド状にすると簡単で、初めての子にはこちらが取り組みやすいかなと思います。慣れてきたら曲線的にジグザグに切ると難易度が上がります。刃物を使う工程なので、仕上げの部分は支援者が担当するか、安全に配慮したハサミ(ダンボールカッターなど)を使うようにしてください。
     ※切り分けの際、外枠が必要であれば周囲数センチの枠を切り取るようにします(パズルの難易度が下がります)
  4. 切り分けたピースを混ぜて、元の絵に戻せたら完成です

発展形:段ボールのサイズを大きくして、みんなで1つの絵を共同で描き、それを切り分けてみんなで協力して完成させる「大きなパズル」にするのも盛り上がります。4〜6人くらいのグループで、担当する場所を決めて描いていくと進めやすいかなと思います。

目安の時間・対象年齢

制作に20〜30分、パズルとして遊ぶ時間に10〜20分ほどを見ておくとゆとりを持って進められます。絵の複雑さやピースの数・切り方(グリッド状かジグザグか)で難易度を細かく調整できるので、未就学の子から高学年・中高生まで、幅広い年齢層に対応できる遊びです

年齢や特性に応じて、ピースの数の目安を大人からいくつか提案してあげると、選びやすくなるかもしれません。

この遊びのねらい

  • 指先の微細運動
    ペンや筆を使って線を描いたり、色を塗ったりする動作は、指先や手首の細かい動きの練習になります。
  • 自己選択・自己決定の経験
    描く・貼る・絵の具を使う・墨汁を使うといった表現方法や、ピースをいくつに分けるかという難易度そのものを、自分で選べるのがこの遊びの特徴です。「できない」ではなく「自分に合ったやり方でやってみる」という経験は、自分に必要なことを自分で理解し、自分の言葉などで伝えていく力の土台にもなる大事な要素だなと思います。
  • 完成体験による自己肯定感
    自分で描いた絵が「作品」から「遊べるパズル」に変わる過程は、子どもにとって達成感のある体験です。
  • 協調性(大きなパズルの場合)
    みんなで1つの絵を作る発展形では、役割分担や、他の子が描いた部分を尊重する経験にもつながります。

配慮のポイント

  • 絵を描くこと自体に苦手意識がある子には、最初から「貼るだけでもいいよ」という選択肢を伝えておくと、参加のハードルが下がります
  • ピースの数を自分で決めてもらう際、「多く分けた方がすごい」といった雰囲気にならないよう、支援者はどの数を選んでも同じように受け止める声かけをしましょう。
  • ピースに切り分ける工程は刃物を扱うため、衝動的な動きが出やすい子については、大人が仕上げの裁断を担当する、安全ハサミを使う、使用するハサミの個数を減らすなど、その子や職員の状況に合わせた対応を検討してください
  • 自分の絵が「切られる」ことに抵抗を感じる子もいるかもしれません。始める前に「これを切ってパズルにするよ」と見通しを伝えておくと安心して取り組みやすくなります
  • 後述する「お互いのパズルを混ぜて遊ぶ」形にする場合、自分の作品を人に見られる・触られることに不安を感じる子もいるかもしれないので、参加は任意にし、無理強いしないようにしたいところです

遊び方・発展アレンジ

  • お互いに交換して解く:完成したパズルを交換し合い、お互いの作品を完成させて楽しみます
  • 大きな共同パズル:段ボールのサイズを大きくして、みんなで1つの絵を描き、それをピースに分けて協力して完成させます
  • 総当たりパズル大会:何人か分のパズルを全部混ぜ合わせ、フロアにバラバラに並べて、自分以外のパズルを完成させていく遊びです。他の子がどんな絵を描いたか発見する楽しさもあります
  • 常設パズルコーナー:完成したパズルをバラバラにして箱にストックしておき、自由時間にいつでも取り出して遊べるコーナーにしておくと、制作の時間以外でも繰り返し楽しめます

この工作のポイント

  • 段ボールとペンなど、身近な材料だけで準備できる制作あそび
  • 描く・貼る・塗るなど表現方法を選べるので、絵が苦手な子も参加しやすい
  • ピースの数を子ども自身が決められるので、難易度調整と自己決定の両方につながる
  • 刃物を使う工程があるため、切り分けはその子に合わせた配慮が必要
  • 完成後は常設コーナーに置いておくと、繰り返し遊べる

まとめ

ダンボールは切るのが難しい素材なので、集団に合わせて厚口の画用紙にするなど調整してもらえるといいかなと思います。

得意なやり方・自分に合った難易度で参加できる経験を積み重ねることが、自己肯定感や自己選択の力につながっていくのかなと感じています。ぜひ現場で試してみていただけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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