集団遊びの時間になると
「したくない!」
「楽しくない!」
「他の遊びがしたい!」
という子が出てきます。
どうしたものか、、、なんて言えばいいの〜😂
こういった子に対しての支援のアプローチや関わり方を一緒に考えていきましょう!
「したくない!」の裏側を理解する
子どもの「したくない!」の裏側には色んな気持ちがあります。
支援者としてはその
「やりたくない本当の理由」
について思いを巡らせてあげることが必要です。
① 以前に【上手くいかなかった】という思い出がある
② 〇〇ちゃんと同じチームじゃないからしたくない
③ 今やっている遊びの区切りが悪い→まだ続けたい
など、その時その時で理由は様々だと思います。
理由が分かるとアプローチの仕方にも工夫ができます。
『したくない理由を伝える』という力をつけていく為にも、支援者が理由を代弁してあげてその気持ちをしっかりと受け止めてあげるようにできるといいです。
「なぜやりたくないか」の理由を十分に考えてあげる
全員が同じ参加の仕方でなくても良い
集団遊びも「集団行動」ではありますが、
全員が同じことをしないといけないということはありません。
ドッチボールに参加したくない子でも
「タイマー係ならやりたい!」というかもしれません
的当ての遊びでも
「点数を数えるだけなら出来る」というかもしれません
大事なポイントとしては
・参加する全ての子が同じ活動をする必要はない
・「この部分なら一緒にできる」という役割、場所を作ってあげる
ということになります。
その中で、
「(タイマー係だけど)一緒にできた」
「見てたらやりたくなった」
「楽しそうだったから次はやってみようかな」
という子どもの気持ちが芽生えくるような声掛けをしていきます。
タイマー係してくれてめっちゃ助かったよ!ありがとう!
「なぜ参加して欲しいのか」を考える
そもそも「なぜその子に集団遊びに参加して欲しいのか」ということに関して支援者が共通の理解を持っているということが前提として必要です。
プログラムで決まっていることだからしてほしいは理由になりません。
など、身につけてほしい力や、参加することで感じてほしい感情の動きなど
なぜ参加をして欲しいのかの理由を支援者で共有しておくことが大切です。
支援者の満足のためではなく、その子にとって必要かどうかを考える<
参加ができるように支援者側が工夫する
参加ができなかったことの原因は、その子にあるのではなく
環境設定や、支援者の関わり方に原因があると考えましょう
もちろんのことながら、集団遊び自体が苦手な子も多い中で、無理に誘ったり、嫌々参加をさせるようなことはせず、楽しく意欲的に参加してもらうための工夫を支援者チームで考えていきます。
どこを工夫すれば楽しく参加してくれるかなー
まとめ
遊びは強制されてするものではありません。
「遊び」ってなに?という記事でも書きましたが
「したい!」「楽しい!」は大前提です。
集団遊びを通じて得られるものというのもたくさんあるなと感じていますし、その得られる力が子ども達の将来にとっても役に立つものだと思っています。
「支援者側の満足」にならないように、
常に子ども目線・子ども主体
でプログラムを展開していけるよう考えていけるといいですね!!
最後までお読み頂きありがとうございました!!
こんな記事もあります→集団遊びの目的設定