集団遊びの目的設定📓

集団遊びでは子どもたちに向けて
「今回の活動の目的」
を設定して伝えてあげます。

支援者側として、その活動の狙い意図というものはまずは設定をします。
カルタの活動であれば
「読み手も子どもが行い、みんながわかるように読んでもらう」
「読み手が読むのを始めたら集中して聞く」
「たくさんの文字の中から目的の文字を探すトレーニング」

それらの狙いの中から子どもたちには、シンプルで分かりやすい目的を一つ提示してあげます。

「今日の目的は『読み手の声をよく聞く』
です!!

というように設定します。

目的を設定する意図は以下の2点です

・頑張ってほしいポイントを分かりやすく1つ意識してもらう
・達成しやすいものにして、評価をしてあげられるようにする

目的の内容は、参加する子どもみんなが達成できるラインにします。
カルタの例でいうと、読み手の声を聞かないと札が取れないので
ほとんどの子は「読み手の声をよく聞く」という事が達成できます。

そして活動の最後に
「今日の目的は『読み手の声をよく聞く』でしたが、みんな集中して上手に聞くことができていました!」
と評価をしてあげます。
遊びを通じて「人の声を聞く」というスキルを意識するように伝えましょう。

※「札を1枚以上取りましょう」など、身体的なスキルにするより
 「話す」「聞く」「切り替える」などのソーシャルスキルを意識できるようにします

会社の会議とかでも、
【この会議をする目的は何なのか】
という事を全員が共有していないとしんどいですよね😅

「これは何のために話し合っているのか」
と疑問に持ってしまうと、その時間がしんどくなってしまうと思います。

ぜひ集団遊びの際は、ルール説明などと合わせて
目的の共有をしてもらえるといいのかなと思います。

集団遊びの具体的なアイデアも紹介していますのでそちらもよければぜひご覧ください!

ありがとうございました!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よろしければシェアお願いします!

この記事を書いた人

初めまして!
放課後等デイサービスで約3年間児発管をしていました。
現在は兵庫県阪神地区を拠点に研修講師等の活動をしています。
児発管業務の一助になる内容や、遊びのアイデア、支援の工夫などなど発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!
より良い支援が提供できるよう一緒に考えていきたいと思っております。

目次